生活習慣病予防とコエンザイムQ10
生活習慣病というのは、過剰摂取を続けることで発症する病気と言っても過言ではありません。
つまり過剰摂取を控えて、さらに余分なものを体に貯めこまないことが重要です。
生活習慣病予防を意識して日々の生活をする場合、コエンザイムQ10が新陳代謝のサポートをしてくれます。
糖分の摂り過ぎで糖尿病、脂肪分の摂り過ぎで動脈硬化のリスクが増えるわけですが、それらの生活習慣病にコエンザイムQ10はどう関係してくるのでしょうか。
コエンザイムQ10の効能に血流改善効果があります。
まず1つは心臓の血液を循環させるチカラがアップすること、心臓のポンプ機能には当然動かすためのエネルギーが必要です。
そのエネルギーを生み出すのにコエンザイムQ10は必要不可欠な存在、本来ならば体が合成することで用意していますが、年齢とともに合成量は減少してしまいます。
するとエネルギー生産量も減少し、血流が弱まることに。
血流が弱まると動脈硬化のリスクも増えてしまいますから、心臓機能を改善することで予防につながります。
2つめは抗酸化作用です。
これも血流改善に効果があります。
血管の酸化というのも循環を妨げる要因、酸化して劣化した細胞同士はくっついて固くなります。
血管の内側にそんな塊があったらどうでしょう、ホースの内側にゴミがこびり付いているようなもの、水の出は悪くなりますよね。
それと一緒で血流が悪くなり、細胞の塊にコレステロールも引っ掛かりやすくなるので大変危険な状態になります。
コエンザイムQ10の抗酸化作用が、血管の細胞が酸化しないように守ってくれます。
さらに酸化してしまった細胞の修復作用もあります。
つまり、生活習慣病の予防から症状の改善どちらにも問題なくサポートしてくれるというわけです。
ただし1番重要なのはコエンザイムQ10を摂ることではなく、生活を改善していくことです。
生活習慣を見直し実践していかなくては、いくらサポートをしてもらっていても悪化は免れません。
生活習慣病の予防には、元となる生活の改善が大事です。
バランスの良い食事と適度な運動を習慣に、そのカバーとしてコエンザイムQ10を続けるのが予防法の1つということですね。